整体学校と私の記録P18

夫の健友館通いは続き、毎日が充実していました。

 

ある日。。。

久しぶりに会社から帰宅した夫の顔色が悪く、どうしたのか聞いてもなかなか答えてくれませんでした。食事も少ししか手を付けず、大きな溜息をつきました。

「大腸癌だって、、、」

ハッキリと夫の声が聞こえたが、私は「えっ?」

「かなり進行しているらしい」

「あちこち転移もしている」

「数か月みたいだ」「ごめん、今日はこれ以上話したくないから。一人にしてくれ。。。」

私はどう受け止めて良いのか、なんて声を掛けてよいのか、一つも整理が出来ない状態になった。他人事の様な出来事が身近に起こった。何を考えれば良いのか、何を悩めば良いのかも分からず、無の時間が朝まで続いた。

 

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